高知の飲み屋でもボッタクリはあります。誰もボッタクられたいとは思っていないのですが、まさか自分が遭うと思っていない方が多いようです。
このページではボッタクリについての予備知識と遭わないためにやってはいけない行動を紹介しますので、他人事と思わずにぜひお読みください。
飲み屋がボッタクリできる理由
どうして飲み屋でボッタクられるのでしょうか?それには理由があります。
①お客さんが酔っ払ってるから
これがある意味、最大の理由かもしれません。
悪質な店は「酔っ払っているから分からないだろう」と思ってます。お酒が入ると正常な判断ができないのは事実です。
②暗黙の了解で注文が通せるから
悪質な店は「勝手に追加しといても分からないだろう」と思っています。普通のお店でも料金表は渡されますが、逐一料金が告げられないこともあります。
③ボッタクリしても捕まらないから
「ボッタクリ店なら警察が取り締まるのでは?」と思われるかもしれませんが、警察は民事不介入のスタンスなので、「ボッタクられたと」通報しても解決しません。
東京や大阪などでは、いわゆる「ぼったくり条例」がありますが、高知県にはありませんので、店側がボッタクリで捕まることは、絶対とは言えませんがありません。
ボッタクリに遭った時の対処法
ボッタクリに遭ったらどうしたら良いでしょう?
ボッタクリの対処法を公開している記事がありましたので紹介します。
歌舞伎町のぼったくりの対処法を元キャバクラ店長が教えます
これは東京の話ですが、高知でもボッタクリはありますし、警察が民事不介入なのは同じです。
また、さきほど書いた通り高知県には「ぼったくり条例」がありません。
紹介した対処法は効果的なのかもしれませんが、誰でも実践できるとも思いません。
ですので、まず遭わないようにする事が大切です。
ボッタクリに遭わないためにやってはいけない行動
ボッタクリに遭わないためにやってはいけない行動は次の2つです。
- 知らないお店に入らない
- 客引き(キャッチ)を利用しない
なぜこの2つの行動をやってはいけないかと言うと、まず、やましい事をしている店は料金等の情報をオープンにしたがりません。なので、ホームページや案内所など詳しい情報をオープンにしないといけない方法で集客をしません。
そうなると、飛び込み客を待つか、客引きで連れてくるしか方法がないのです。
ちなみに「客引き」というのは、道路等の公共の場所で声を掛けて勧誘する(店に連れて行く)事を指します。性風俗店や飲み屋さんが行うことは法律で禁止されている違法行為です。
Wikipedia:客引き
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%A2%E5%BC%95%E3%81%8D
知らないお店に入ってはいけない理由
もちろん「知らないお店=ボッタクリ店」とは言いませんが、そうでない保証もありません。
最初に書いた通り、ボッタクリしてもほぼ捕まらないので「看板を堂々と出して営業しているから」というだけで安心してはいけません。
絶対にボッタクリに遭いたくない人は、知らないお店に入ってはいけません。
客引き(キャッチ)を利用してはいけない理由
「客引き=ボッタクリではないでしょ?」と思われる方もいると思いますが、先ほども書いた通りボッタクリ店の主な集客手段は「客引き」です。
中には普通のお店を紹介している客引きもいますが、そんな区別はつきません。1回目が普通の店だったから2回目もボッタクリ店じゃない保証もありません。
騙しに来ている人に「絶対に?」「本当に?」と裏付け取ったところで無意味ですし、ボッタクられた後で客引きに何を言ってもどうしようもありません。
絶対にボッタクリに遭いたくない人は、客引きは利用してはいけません。
まとめ
重要なポイントをまとめておきます。
飲み屋ではボッタクリできてしまう条件が揃っているので気をつけなくてはいけません。
- お客さんが酔っ払ってるから
- 暗黙の了解で注文が通せるから
- ボッタクリしても捕まらないから
ボッタクリの対処法もありますが、誰でも対処できる訳ではないので、遭わない事が大切です。
そして、ボッタクリに遭わないためには、2つの事に注意しましょう。
- 知らないお店に入らない
- 客引き(キャッチ)を利用しない
ほとんどの飲み屋さんは健全に営業されていますが、悪質な店もあることを忘れず、無用なトラブルに巻き込まれないような行動を心掛けて楽しく遊びましょう。
客引き(キャッチ)の実態はこちらで解説しています。