高知の飲み屋の料金システム&覚えておきたい用語17個を解説!

「飲み屋さんの専門的用語がよく分からない。用語が分からないので、料金表を見ても内容がイマイチ分からない。」そんな方のために、高知の飲み屋専門の当案内所でスタッフがよく使う用語を、特に料金に関係するものを中心にまとめました。

知ったかぶりでお店入って「こんなハズじゃ・・・」とならないために、しっかりと覚えていってください。

このページの内容は高知の飲み屋さんについての事で全国共通ではありません。

高知の飲み屋さんの一般的な料金システム

まずは、用語を理解する上でも必要なので、飲み屋さんの一般的な料金システムを紹介します。各用語は後ほど解説します。

① 基本料金 + ② 追加料金 + ③ TAX = 総額

①基本料金

お店を利用する上で必ず発生する料金で、飲み放題やセット料金がそれに当たる。

②追加料金

ボトル、女の子のドリンク代、指名料など後から追加する際に発生する料金。

③TAX(タックス)

①と②の合計額にパーセントで上乗せされる料金で、消費税やサービス料がそれに当たる。キャバクラに多いイメージがあったが、最近ではキャバクラ以外でもTAXの取るお店が徐々に増えている。
TAXとは別に、カードで支払う際にサービス料がパーセントで加算されるお店もある。

高知の飲み屋さんの覚えておきたい用語

飲み屋さんの料金を理解するために必要な用語を中心に解説します。

女の子

飲み屋さんで女の子と言えば、席について接客を行う女性スタッフの事。「キャスト」「ホステス」「コンパニオン」「フロアレディー」などと呼ぶ事もある。

飲み放題

ハウスボトルの飲み放題と席料が一緒になった料金で、カラオケが含まれるお店もある。料金は60分5000円など時間制限があり、延長することもできる。ハウスボトルを女の子が飲めないお店もある。

セット料金

◎キャバクラの場合
飲み放題とほぼ同じ内容になる。女の子はハウスボトルを飲めない。

◎ラウンジ・スナックの場合
単純に席料(チャージ/テーブルチャージ)の意味。飲み物は別料金となり、時間制限があるお店が多い。ハウスボトルを飲みたくない場合などに利用する。

ハウスボトル

飲み放題で自由に飲むことができるお店指定のお酒(ボトル)。お酒の種類としては焼酎・ウィスキー・ブランデーが多く、ビール・カクテルなどが含まれるお店もある。ビールは追加料金でOKとなる場合がある。

延長料金

飲み放題やセット料金で決められている時間を超えて延長する際に発生する料金。2回・3回と延長する場合はその都度追加される。

シングルチャージ

お店を一人で利用する際、飲み放題・セット料金・延長料金に追加される料金。
例えば「飲み放題60分5000円、シングルチャージ1000円」の場合、1人なら「60分6000円」、2人以上なら「60分5000円」となる。
単純に「御一人様◯◯◯◯円」と1人の場合の料金を載せているお店も多い。

マンツー(マンツーマン)

お客さん1人に対して女の子の1人が付くこと。キャバクラ=マンツーというイメージがあるが、高知では絶対にマンツーというキャバクラはない(状況による)。

ボトル/キープボトル

ハウスボトル以外で別途注文するボトル。残った分は一定期間キープしておくこともでき、次に来店した際に飲むことができる。
女の子のドリンクが別料金のお店では、ボトルにした方がお得な場合もある。また、ハウスボトルのお酒以外で美味しいお酒が飲みたい時に注文する。

割り物/ピッチャー/アイス・ミネ

ロックや水割りで飲む時に使うアイス(氷)やミネ(ミネラルウォーターまたは普通の水)などを指す。
飲み放題では割り物も含まれているお店がほとんど。セット料金(ラウンジ・スナックの)では、別料金や最初だけの場合もある。
ウーロン茶などの割り物は別料金の場合が多い。

女の子のドリンク料金

女の子が別途注文するグラスなどのドリンクの料金で1杯1000円前後。キャバクラなど女の子がハウスボトルを飲めないお店では、ボトルかこれを注文しないと女の子は飲めない。

女の子からあえて「飲み物いただいても」的な事を聞かれたら「別料金の飲み物を注文しますよ」の意味という場合もある。

指名料(本指名料・場内指名料)

席に付く女の子を指名する際の料金で1000〜2000円ぐらい。キャバクラや一部のラウンジで設定されている。本指名と場内指名に分かれる場合もある。
本指名は入店の時に最初から指名をすること。場内指名は本指名なしで入店して途中から(席に付く女の子は途中で変わるので、引き続き付いて欲しい時に)指名をすること。

席に着いている女の子から「席にいても良いか」的な事を聞かれたら「場内指名してもらっていいですか」の意味という場合もある。

同伴・同伴料

女の子の出勤前に食事などをしてからお店に入店するのが同伴(出勤)で、その時にお店へ払うのが同伴料。本指名料は別途の場合が多い。
お店の閉店後に外で会う「アフター」もあるが、そちらは料金が掛からない。ただし、女の子にもお店にもあまりメリットがない(同伴なら同伴のバック等のメリットがある)ので同伴の方が喜ばれる。

カラオケ

カラオケ設備のある飲み屋さんでは飲み放題やセット料金に含まれている場合が多い。中にはカラオケルームがあり、ルーム利用料が必要なお店もある。外国人系パブや小さなスナックでは一曲いくら、チケット制という場合もある。

VIPルーム

キャバクラや高級志向のラウンジに設置されている特別な席。飲み放題やセット料金とは別に、一定時間ごとにルーム利用料が必要となる。

持ち込み料

食べ物を持ち込んだり、お店から宅配を取る場合に必要となる料金。持ち込みは一切禁止のお店も多い。

TAX/税・サービス料

全ての料金に対してパーセンテージで上乗せされる消費税やサービス料。消費税8%を含めて「税サ〇〇%」としている場合、「サービス料〇〇%・消費税8%」としている場合がある。

税サ20%なら「合計額 × 1.20」、サービス料15%・消費税8%なら「合計額 × 1.15 × 1.08」が総額となる。

クレジットカード払い

クレジットカード払いに対応しているお店は増えている。クレジットカードで支払う際に10%程度のサービス料が上乗せされるお店もある。

まとめ

用語説明で特に注意してもらいたいのは「お店によって違う」部分。初めて行くお店では、その部分で思ったより料金が掛かってしまう事もあります。そうなってしまうと、せっかくの楽しい時間も台無しです。

「お店によって違う」部分を理解しておけば、事前にその事について確認しておく事ができるので安心して楽しめます。

飲み屋さんを利用する上で料金はとても重要なポイントですので、システムはもちろんのこと、用語についてもぜひ覚えておいてください。

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